EeePCで始める早起きオープンソース生活

気になるプロダクトを動かしたり、コードを追ってみたりとオープンソース関連の技術は時間をとって触ってみないと出来ないことがたくさんあります。業務の時間の合間などにそういった時間が取れる環境であればよいのですが、そうでない場合もあります。早起きで定評のあるid:m-takagiさんを参考にそういった時間を出勤前の時間にカフェで作業時間を確保するという試みを1月中旬くらいから始めて丸一か月以上が経ちました。

この試みを始めるにあたって用意したのは下記の4つ。

最初に調達したのはEee PCです。これまで勉強会などに行く時はVaio TypeSを使っていました。比較的薄型ですが自宅でのメインマシンになるので性能重視で選択しており、1.75Kgあるので毎日持ち運ぶには厳しいものがあると感じていました。毎日持ち歩いても気にならない為には軽さを第一に、なおかつ開発作業ができるだけの使用感は必要ということで選んだのがEeePCのs101モデルでした。

ネットブックということで画面解像度も狭く、購入前はかなり迷いましたが結果的には成功でした。本体は非常に薄型で重量もほぼ1キロでカバンの中に入れても雑誌や厚くない書籍ぐらいにしか感じません。またSSDという事であまり慎重に扱わなくてもいいなと思えているのも大きいです。
メモリもデフォルトのままの1GBですが Eclipse + Cygwin + Firefox + skype + limechat などを起動していてもスワップが発生したりする事はありません。
またキーピッチも十分に確保されており一般のB5サイズのモバイルPCと同等以上の使い心地です。これで7万円程度ということでネットブックとしては高い部類ですが、ケチって小さいキーボードのものを選ばなくてよかったなと思います。
またあまり重視はしていなかったですが、SSDによる電源スタートから数十秒で立ち上がる高速起動はとても気持ちよく逆に自宅のノートを使うのがおっくうになってきたくらいです。

その他はもともと持っていたものですが、朝ハックを行うのには欠かせないアイテムになりました。E-Monsterはイーモバイルへの回線確保用、イヤホンとiPodは周囲の雑音を消すためのアイテムです。
ノイズキャンセリングイヤホンの効能についてはshin1x1さんのブログなどをみて「またまた!」と思っていたのですが、すごい効果で目から鱗でした。周囲の空調や風の音が消えるだけであんなにも集中できるとは・・・。

場所についてはあまりに騒々しいところは難しいでしょうが、朝7:30〜9:30くらいの時間帯ともなると落ち着いている店が多いと思います。気分で店を変えたりしつつ、テーブルの高さや椅子の座り心地で選んでいます。
あまり他の方にとって有用な情報ではないですが、週末にまとめて勉強時間を取るよりも毎日コンスタントに時間を使う方が作業のテンポが良くなり挫折しづらいような気がします。
実際、thechawの翻訳作業やcookbookのUI日本語化の作業などはこのスタイルでないと出来なかっただろうなという実感があります。

長くなりましたが、勉強時間やコードを書く時間が欲しい方には早起きが、ネットブックが欲しい型にはEeePC s101がオススメということで。。。